超自然農法とは

自然を規範に環境を整え、自然を尊重しながら土を育てる。その上で健全で美しい作物を栽培するという、これまでの自然農法の概念を尊重することに変わりはありませんが、同時に農家の経済性を高め、消費者のご支持もいただき、農業が持続可能な産業として成立するためのモデルを作り上げていく。

そういった意味で、これまでの自然農法を超えた農法を目指して「超自然農法」と名付けました。

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消費者のご支持をいただくためには、より高品質で美味しい有機野菜を提供する一方、生産性の高い農地と大切な産業としての農業を次の世代につないでいきたいという、農家としての自尊心と誇りを持った志の高い仲間を増やしていきます。

農薬を排除した農地が増えることでは、農地そのものが環境の浄化源となり、生消共通の大きな財産である、美しい日本を取り戻すことが可能になります。

その上で、有機農業を核とし、これまで社会の枠組みの中で、分離細分化して語られてきた、医療、教育、福祉、環境問題などを横断的、かつ包括的に連動させることでは、これらの問題を 解決するための国民的エネルギーを集約する事ができるのではないかと考えています。

「人は力なり」もしそうなれば圧倒的なマンパワー(意志と意識の総体)が「美しい日本を再生する」という同じ目的を持つことで、今のような硬直した事態が打開され、問題解決のための糸口を見つける ことも可能になります。

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日本を美しい有機農業大国として再生させれば、伝統的な食文化(地産地消、医食同源、いただきます文化)や精神文化(寛容と忍耐、勤勉さや協調性)で国際貢献を果たすこともできます。

まさに黄金の国ジパングの復活です。

収益性が低くて一般農家の賛同が得られない。
品質が悪くて消費者の支持が得られない。
生産量が少なくて流通が整備できない。

「では、どうすればよいのか?」

直面するハードルに対する具体的な方法論を、まずは画像で提案していきます。様々な要因が複雑に絡んで金縛りにあったように低迷を続ける農業(一次産業)、混迷を深める社会。これらを解決するための先発突撃隊員として、山下農園は走り続けます。

2016/09/08