オモチャ、遊び、仕事
2016/09/08
ポメラ(電子メモ帳)
や~い、楽しいオモチャが手に入ったぞ。開けばごらんの通り、
フルキーボードが出てくるのだが、閉じればこんな小さなサイズ。
都会では営業マンを中心に、今、大ヒット中の商品だそうだが、ぼくにとっても貴重な
ツール。
いつでも、どこでも、思いついた言葉をすぐにメモしておいて、後でパソコンに保存する。
今年の大きな問題の一つ「執筆時間をどこでひねりだすか」が、かなり改善できる。
時間との勝負がやりやすくなるのだ。各種の会議がこれで又楽しくなる。
オモチャで楽しく遊んでそれが仕事になるなんて。
オモチャと言えば、EM、農機具、農業技術書、車、パソコン、デジカメ、最近ではIフォン
も手に入れたぞ。これらはみ~んな、ぼくのオモチャ。それらを駆使して、農作業、
がっこう運営、技術指導とお勉強、マーケティング、会議、などなどをこなしていくと、
まるで遊んでいるように楽しい。それが結果的に仕事になっている。そして、
とうとう、超かんたん無農薬有機農業ムービー編Vol1「これでどうじゃ!」
が出来た。これは、1月25日発売。
さて、さて。もう半年ぐらい更新をしていなかったので、昨年の後半を少しふり帰ってみよう。
まず、9月、カボチャの収穫(栗味なんきん)
そして、就農十周年を迎えた。
援農隊や、研修生達が祝ってくれて、いつものように大宴会となったのだが、
翌日は、さっそっく援農隊をこき使って、白菜の定植。
10月には、島根に出張。その足を利用して前日は休暇。
松江の蕎麦屋「八雲庵」で、鴨南蛮をみどりと。
鴨南蛮
出雲大社にも足をのばした。
そこで面白いものを発見。
よく見て頂きたい。眉、目、鼻、口、輪郭。みどりはえびすさんにそっくりなのだ。
ネットで調べてみると、えびすさんは七福神の一柱で漁業の神様だった。
どおりで、「海が恋しい、海が恋しい」とよく言っている。でも、きれいな海を取り戻し、
漁業が復活するためには、ぼくらの活動はとても大切なことだよね。がんばろうぜ。
さてさて11月、畑は秋冬作
寺家の真ん中
水菜
ホウレンソウ
ミニ白菜
コマツナ
ミニチンゲンサイ
北山の畑
茎ブロッコリー
この畑は、今年6月ソラマメの収穫が終えた後、その生育期間の8ヶ月、
敷き詰めて劣化したモミガラマルチを浅く耕耘して、畑まるごとモミガラ
堆肥化したところに、定植したものである。その定植の時にまたまた、分厚く
モミガラマルチを敷き詰めている。これを永遠に繰り返していけば、何時までも
良い土で、作物が出来るというわけだ。
白ネギ
春先に茅を軽トラ5台分ぐらいカッターで粉砕し、土と浅く混ぜ、3ヶ月熟成させ
まるごと堆肥化した畑。連作ではあるが、昨年より出来が良くなっている。
ダイコン、ニンジン
この畑は、過去2年間、無施肥でダイコン、ニンジンを作ってきたが、今年はは種時期が遅れたため、チッソ成分量で5kgほどの水溶性のアミノ酸肥料を追肥のかたちで使った。
万次郎カボチャ
さてさて、万次郎カボチャ。この畑は前年、ナスを作っていたのだが、それに敷き詰めた
大量の茅マルチが今作の土造りの元となり、非常に物理性の良い土になった。
結果、この万次郎は一株に200個の実をつけ、5株植えたから、1000個の収量となった。
しかし、10月以降に受粉したものは、霜が降りるまで、完熟しなかったので、味の良い
秀品の収量は6~7掛けと言うところか。それにしても、「万次郎、上手に作れば百個なる」
という、苗屋の話は本当だった。
で、これらの秋冬野菜は、いつもの出荷以外に、高島屋のお歳暮セット、と、日本コカコーラの景品のセットでの出荷が、11月半ばから12月にかけて約1200セットほどあったため、みどりと研修生たちは、これまでにない、最も忙しい一月を過ごした。
ま、商売繁盛で結構な話なのだが、ちょっとおまけが付いた。
みどりが過労で、持病の腰痛が出て、それがまたこれまでにないひどい状態。この2日からは、完全に寝たきり。トイレにも行けない。じゃ、あれはどうしてるか?って。
みどりに「それだけは、絶対書くなよ」と言われているので、書かない。
で、今夜も自分の晩酌は、自分で作る。
メニューは、シラスおろし、イカの塩辛、ウツボのタタキ、カップ焼きそば。
1月4日はぼくの誕生日、セルフサービスの寂しい晩酌と思いきや、援農隊からお見舞いの電話、そして、「ハッピーバースデイ」をみんなで歌ってくれた。
やれ、今年も良い一年になりそうだぞ。
おしまい。