必死の食い意地
2016/09/08
コインランドリー「なんで、俺が・・・とほほ」
2月6日(火)晴れ、時々曇り、ほんの少し、雪
このところの、曇天続きで、ぼくがコイン乾燥機に洗濯物を。
男女共同参画社会、家族協定なんて、くそ食らえ。家事と名の付くものは一切しないと決めてはいるのだけれど、泣く子とみどりの腰痛には勝てない。「もういかん・・・」耐えきれぬ痛さで、悲鳴を上げたのが、先週の木曜日の夕方。白菜など重たいものの収穫、連日の雪かき、長時間座ったままの袋詰め。そして、寒さ。これらが重なって、とうとう、持病のぎっくり腰が出た。二日間、寝たきりだったけど、その後は、休みながら、体をだましだまし使いながら、よろよろと伝い歩きしながら飯の用意ぐらいは何とかして、今日まで来た。というわけで、たまった洗濯物の乾燥は、ぼくの役割となった。あ~あ、早くよくなってね。
朝食のパンを死守するみどり
末広ショッピングで、自分のパンは何としてでも確保。晩のおかずには鯨を購入。
「ハリハリ鍋かや?」とぼく。
「ううん、すき焼き」とみどり。うん、食欲だけは元気いっぱい。ま、今日は逆らわないでおこう。
飛崎治療院
ぼくらの体を知り尽くし、30年来夫婦でお世話になっている、整体の飛崎治療院。
「みどりさん、腰の上の背中の筋肉が捻挫状態ですね」と、飛崎先生。
ぼくの診立ては「食い過ぎ」。食い過ぎで胃腸が弱って、筋肉が硬直しているのが、元々の原因。それに、過労が重なった。先生とは見解の相違があるけど、ま、具合の悪いときは、「はいはい、そうやね、食べ過ぎは関係ないね」と、いっておこう。
電気を当てて、オイルマッサージをたっぷりうけて、「あ~、気持ちいい」とみどり。
新富うどん
市内に出たついでに、お気に入りのうどん屋で、五目うどん。量の一番少ない「並」でも、たっぷりあるぞ。ぼくの腹には、ちょっと苦しいぐらい。
透明で、ふくよかな出汁のきいた汁を一口飲めば、幸氣(ぼくの造語)が鼻腔から眉間にかけふわっと通り抜ける。しっかり煮込んだ肉、おぼろ昆布、ワカメ、天かす、ゆで卵、強いコシに凝縮された小麦粉のうま味と喉ごし。いや、もう、絶妙のバランスとはかくのごとき、か、と。それが、どれほど美味いか、はいこの通り。
もちろん、みどりも完食。
ほらね。
さ、その後、自宅に舞い戻って、みどりは安静(晩飯まで)、ぼくは、居間兼、食卓兼、書斎のちゃぶ台で座ったまま。何度もかかってくる各種電話の応対、がっこうへの視察、商談、テレビ出演の打ち合わせ、講演依頼、すでに脱稿していた新聞原稿の修正の打ち合わせ、執筆、コーヒー、タバコ、がぐるぐる回って、やっと、晩酌タイム。今夜のごちそうは、みどりが伝い歩きしながら、必死の食い意地で作った「鯨のすき焼き」。
さ、食うか、飲むか。
し・あ・わ・せ
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